無言で語る。

 

子どもたちの後ろ姿と、

 

年配のご夫婦が並んで散歩している姿と、

 

動物の後ろ姿は、

 

無条件に、絵になる。

 

後ろ姿は、無言で物語る。

 

 

だから私は愛車に、

 

「オシリは大切よ」

 

と呟きながら、他よりちょっとだけ念入りに洗います。

 

 

 

 

 

 

 

 

とっこさんと一緒に、水無月の学び。

 

昨日の日曜日、プロトマニアは、

とっこさんの「季節ごとの心身調和のための学び〜水無月の心と身体を学ぶ」

を開催しました。

 

 

 

 

前半は講義中心。夏を控えた季節は湿気、水分が身体の中に停滞しやすく代謝が落ちるので、めまいやむくみ、胃腸の不調や関節痛などが起きやすいそうです。

食べ物、飲み物は、冷たいものはたくさん摂らずになるべく温かいもの、火を通して調理したものを摂るように、とのこと。

 

 

*テキストを読むとっこさん。とっこさんは、ご自身がパフォーマーで詩を読みながら(もちろん自作の)踊ったりもするのです。ゆえにテキストの朗読も耳に心地よい。

 

 

 

そして、体内の湿気を追い出してめぐりをよくするためのストレッチ実践編へ。

普段の生活の中でできる運動を習慣にすることが、季節の変化をうまく乗り切るバランスのよい身体を作るのです。

 

 

手のひらでおでこを抑えながらおへそを覗き込むように息を吐きます。これは横隔膜を沢山動かす呼吸へと繋がるストレッチ。お腹に横向きにあるベルトのような筋肉、腹横筋は内臓を支える。飲み込む時に使う食道括約筋も鍛える。私たち、飲み込むなんて当り前と思っていますが、この「飲み込む」にも筋力がいりますよ!

ピラティストレーナーとっこさんからは、脇腹を鍛えるストレッチや上半身と下半身をつながく内腹斜筋の・・・要は、腹筋をあちこちの方向から鍛えるエクササイズを教えて頂きました。

 

呼吸に合わせて片足ずつ上げます。けっこう、大変。かなり、タイヘン(汗)

 

 

うっと思わず息を止めちゃうけど、ガンバルッ!

 

はい、引っ張り上げて〜〜〜〜

 

あ〜れ〜〜、とっこさんのお腹はぺったんこ〜〜〜

 

 

 

 

そして、後半。

 

夏は咳が出やすい季節だそうです。咳に効くツボをいろいろおしえていただきました。胸の緊張があると咳が出ます。緊張をほぐすには、さすったり、軽い圧をかけたり、またはトントンと軽く指でタッピングする。どれか自分が一番気持ちよいと感じた方法で。

胸の周辺、脚にあるツボ(ツボに関しては自分に甘いのはダメです。・・と、とっこさんが押してくれた途端にイタタタタ〜)、頭や目の疲れのツボなど教えていただきました。

 

最後はため息の呼吸法。これは本当に気持ちよい〜♡ 実はちょっと前のプロトマニアのジャーナルに、ため息呼吸のことを書いていたのです。この日とっこさんがため息の呼吸法をやって下さって、ビックリして大当たり!な気分。声を出しながら息を吐くと、奥の奥から息がはけるのでオススメです。ため息ついても不幸にはなりません、ってとっこさんも言ってた♪

とっこさんのお話は軽快でユーモアたっぷりです。今回もたくさん笑いながら、からだも頭も、お腹も顔もあごも動かしました。普段の私たちは、意外と顔が硬直してたりしますよね。ジッと黙ってパソコンに向かって歯を食いしばってたりして(笑)。笑いは腹筋も顔の筋肉も使うから、全身をほぐすのにはとってもいいかもしれません。さすが筋肉使い、とっこさん!

 

とっこさんの講座は愛情たっぷりで、居心地がよいです。お人柄だと思います。とっこさんが繰り返し繰り返し伝えていることはとてもシンプル。それは、みんなの生活の中にちょっとした習慣として定着するエクササイズや知識です。
難しい事ではなく、私たちがいつでもどこでも自分のからだの面倒を自分できちんと見られる大人であるように、とっこさんはいろいろ考えてくれています。その見えないところでの努力には、本当に頭が下がります。

 

次回のとっこさん講座は9月開催。

参加して下さった方はぜひ続けて、そして、よっしゃ!という方はぜひこの機会に、とっこさんに会いに来て下さいね。おもしろいですよ〜〜

 

ご参加のみなさま、とっこさん、ありがとうございました。

 

 

 

とっこさんと一緒にからだのケアしましょう。6/18(日)開催

 

とっこさんと私はある人の紹介で出会いました。

夏の日曜日の午後、私が住んでいる町の駅前でとっこさんと待ち合わせ。顔も知らないとっこさんなのに、私は見た途端、この人だ!とわかりました。

とっこさんは、長靴下のピッピみたいなお下げ髪で、華奢で、目がクルクル動いて、まっすぐ私の目を見て話す人でした。

その時、プロトマニアのコンセプトやとっこさんがやっている哲学カフェのことなどを夢中で話し合いました。その割にその後はゆっくりで、ごくたまにピラティスのプライベートレッスンを受けながら、いつかプロトマニアで何か一緒にやりたいなぁという気持ちを温めて来たのでした。

 

そして去年、「とっこさんのピラティスレッスン」が実現し、今年は年4回の講座を開いて頂いています。

 

ご縁というのはありがたいものです。

 

からだはとても正直です。

カラダの声を聴きましょう、とよく言われますが、言われている割に、みんな耳を傾けていない(笑)。人間のからだは、耳かき一杯程度のほんの少しのホルモンによっても、大きな変化を見せます。そのくらい複雑だし、そのくらいシンプルなのだろうと思います。

 

自分のカラダの中に、普段触っていないところが、どれくらいあるでしょうか?

 

昨日と今日の耳の硬さ、違いがありますか?

 

腕が片方だけでどれだけ重いか、知っていますか?

 

自分のオシリがどんな柔らかさか、言葉にできますか?

 

 

とっこさんの季節に合ったからだの知識とワークは、まずは自分のカラダと出会い、知り、ちょっとケアしてこれからも仲良く生きて行くためのヒントがたっぷりです。

とっこさんはカラダのプロフェッショナル。その人がひとりずつカラダの様子を見てアドバイスをしてくれます。そしてとっこさんは哲学の徒。人間とは何かを古代の哲人たちを友として考えつづけている人だから、とっこさんの身体講座は人間まるごとを見ています。

そんなとっこさんが、皆さんが快適に生きるためのヒントをユーモアいっぱいに伝えてくれる2時間です。

 

からだに湿気とだるさが籠るこの季節だから、暑い夏の前にプロトマニアでぜひご一緒しましょう。お申し込みはお気軽に。「とっこさん」と書いてね、こちらでお待ちしています→♡

 

 

 

6月18日(日)開催 小西美智子さんの

『季節ごとの心身調和のための学び〜水無月の身体と心を学ぶ』

 

 

生まれ変わっても。

 

クラス会で久しぶりに学生時代の友人たちと再会しました。

これまでそれぞれに様々な時間を過ごして来た友だち。

 

美味しいごちそうを食べながらの近況報告と一緒に、それぞれ一つの質問が与えられました。

 

小学生の時に大人になったら何になりたかった?

初恋のはいつ?

あなたの前世は何だったと思いますか?

振り返ってみて人生一番のドジは?

・・・

 

私の質問は、「生まれ変わったら何になりたい?」

 

・・・・・

 

う〜ん、私にこの質問が来るか〜と内心思いながら、

「私はもうこれ以上生まれ変わりたくないんだけど・・・」と遠慮がちにつぶやいたら、案の定、みんながちょっとキョトンした顔。でも友人のひとりがすかさず「もしかして、解・脱・?」と笑わせてくれました。「〜じゃぁ、生まれ変わったら、ドン・ジョバンニになりたい!」と言ってみましたが、これも全然ウケなかったから最終的には「いろいろあるけど、今がいちばん幸せだから生まれ変わらなくてもいいのである」とまとめて終わり。

 

同じようにお転婆な若者だった友人たちは今、それぞれにまぁるくて太っ腹の豊かな大人の女性になっています。そんな彼女達の堂々たる話ぶり、無邪気さ、ユーモアや気遣いや優しさを前にして、私は、こんな良いひとたちと友だちだなんて、幸せだなぁとその時感じていました。

 

あまり先の約束はできないのよ、と笑いながら病いと共存する友がいれば、あっという間に逝ってしまった友もいます。シングルマザーになって子ども達を育てて来たひと、平凡なまま来ちゃった〜と笑いながら家庭も仕事も十分に積み重ねたひと、遠い国の子ども達を支援しながら自ら10キロの荷物を背負って聖地へと歩き抜いたひと・・・さまざまでした。

 

どの人もどんな人生も素晴らしい。平凡とか特別なんて誰が決めるのでしょう。そもそもそんなものないし。

 

彼女達も私も(♪)、とっても素敵で、すごく可愛らしくて、自然で、大いに働き、精一杯優しく、よく笑って生きて来ました。

真理や悟りなんてどこ吹く風の友人たち、「もし〜だったら・・」という質問に「・・・だとしても今の自分の方がいいけどね」とそれぞれの「今」に満ち足りていたのは、ファンタスティックでした。

 

後から友だちがくれたメールに、

 

よーこちゃんは、生まれ変わってもまたよーこちゃんがイイと思う!

 

とあって、まったくまったく、おそれ入谷のキシボジン。

 

退屈に退屈しない方法。

 

昨夜はだる〜くて早めにベッドに入って、バーソロミューを読んでいました。

 

永遠に幸せであることを信じているのですか??? そんなことはおとぎ話の世界の話であって、あり得ないし、そうである必要もない。

 

というようなことが書いてありました。

(笑)(笑)(笑)

バーソロミューのこういう、バッサリ切り捨て御免!みたいなところが好きです。

 

退屈もね、退屈していることに退屈しなくてもいいんだって。

退屈していることを見ていたら、確かに退屈しませんよね。

 

バーソロミューもラマナもマハラジも伊東先生も(♪)

 

読むたび聴くたび新しい♡

 

 

 

 

バルテュス、中尾流ではこうなる!第37回絵画鑑賞入門講座〜

 

5月最後の日曜日は、

中尾陽一先生の「これまで誰も教えてくれなかった〜絵画鑑賞入門講座」

でした。5月のテーマは、「バルテュス」です。

 

バルテュスは1908年パリ生まれ。ドイツ国籍でポーランド系貴族の家系。両親、兄は画家や小説家という芸術一家に生まれ育ちました。日本では何度か大きな展覧会が開催されています。50代で親子ほど年下の日本人女性と結婚し、その節子夫人は後に画家との生活やライフスタイルなどが注目され、女性誌でかなり記事になっているので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

 

画家バルテュスは、2014年東京と京都で開催された展覧会のコピーにあるように「賞賛と誤解だらけの」20世紀最後の巨匠と言われています。(バルテュスを巨匠と言ったのは、ピカソだそうです)

 

 

まずはいつものように、スライドでさささ〜〜〜っと作品を流し見ます。

その後で先生から

 

 

「どうですか? どんな印象ですか?」

 

と一人一人に質問。

 

 

 

 

エロティックだけど品がある。人物像は生々しくない描き方だからか下品な印象がない。風景画は光がさらっとして爽やか・・・などなど。

 

 

 

 

バルテュスは少女を描きました。パッサージュ(仏語)、つまり過渡期、移行。少女から成人女性へ変わる危うい妖しい女性美を描きました。パリの画廊でデビューする個展の時には、意図的に少女を描き注目を集めるというセルフプロモーションも。

 

 

 

 

バルテュスの作品は、何が言いたいのか描きたいのかが明確には伝わりません。

例えばこの絵、画面の少女のポーズは造形的な説明ができる、鏡は何を象徴するか? 後ろの暖炉の燃え盛る炎は何を表すか? そしてそこに薪をくべる男は? その不自然なまでの姿勢にはどんな意味があるか?・・・などなど、様々な解釈が生まれ得るのです。

 

 

参加者から、かなり深い意見が飛び出す!

 

 

先生から浅田彰氏が書いた文章が紹介されました。要約すると、バルテュスの絵は

 

倒錯的なポンチ絵   (!!!)

 

であるということ。浅田氏によれば『美術史の流れとして行き着いた抽象表現、その先、抽象から戻った具象絵画は人体表現に帰す。20世紀その中心にいる巨匠は、バルテュス(ロリコン)、F.ベーコン(ゲイ)、L.フロイド(デブ専)・・・』とのことらしいですが、ご興味のある方はこちらから→

 

 

 

というように、バルテュスが描く不思議感に満ちた人物像は、十人十色の受け止め方と感想がありました。でも、先生としてはそこも狙い目だった模様。そして、みなさんから拒絶反応がもっとあるのではないかと予測していらしたそうですが、予想以上にみなさんの絵の見方が広がっている、と。
これも中尾流での知性感性フル稼働の賜!誰もが巨匠と認める画家だけを取り上げないところが、さすが中尾先生です。

 

 

「バルテュスはシャガールやルオーを全く評価しませんでした。なぜならば、作品にテーマを持たせて訴え、語らせる彼らとは違って、バルテュスにとって絵画は、その時その時、描きたい課題を描くことが重要でした。」

 

バルテュス自画像

 

自らを

 

「職人であり修道士である」

 

と言っていたバルテュス。

芸術に対して誠実な人生を送りました。作品について語ることは殆どありませんでしたが、90歳を超えた最晩年に、自身の芸術や思想、自然、人生について語った回想録が出版されました。

 

 

この日は、バルテュスの回想録『バルテュス〜自身を語る』の翻訳者、鳥取絹子さんも参加して下さり、翻訳をしながら実際の作品を見にニューヨークへ行った時のことや、鳥取さんから見たバルテュスの哲学と作品についてお話を聞くことができました。

 

鳥取さんは、フランス語の本の翻訳をはじめ、エッセイなど数々の著作をお持ちです。プロトマニアがイメージする「大人の男の子、女の子」、オリジナルは、この絹子さんの言葉。まさに絹子さんは大人の女の子。知性的で、いたずらっぽくてお転婆、でも周りへの配慮をさりげなく自然にしていらっしゃる大人の女の子です。

 

今回の「バルテュス」は、多様性に満ち満ちた中尾流でした。みなさま、お疲れさまでした!

 

 

 

さてさて、この日のおやつは、オヤツ番長セレクトに加えて、スペシャルプレゼントが届きました。

前回のボナールとナビ派の時に出て来たフランスはブルターニュ地方の町「ポン・タヴァン」。参加者のおひとりが「ここのクッキーおいしいの〜」とおっしゃっていたのですが、なんと!今回その方のお誕生日にフランス人のお友だちからウワサのお菓子が届いたとのこと。(中尾流の話、聴いてたのかしら?)

 

そして、なんたる愛♡、そのお裾分けをこの日持ってきてくださいました!お裾分けというにはゴージャス太っ腹な、ひと缶まるごと!!!

 

 

 

ばば〜ん

 

缶がきれいなので、これは中尾流で確保。

ごちそうさまでした。

 

中尾流は、とってもリラックスした雰囲気で、初めて来ても前からいるように自然にそこに座って、聴いて,見て、発言しちゃうし、みなさんがふつ〜に仲良くなっていて、とにかく素晴らしく緩やかです。

そんな中尾流、次回は6月25日(日)

 

ターナーとイギリス風景画

 

あのゆったりとした絵のターナー。けっこう変人だったというウワサですよ

 

(笑)

 

詳細は近日、中尾流のコーナーでご紹介しますね!
絵が好きでもそうでもなくても楽しいこの寺子屋白熱中尾さん、ぜひ一度遊びにきてください。

 

ね、先生が楽しそうでしょ。