凪ぎ。

 

そうだった、若い頃、変化することが怖かったんだった。若者のくせに。

 

怖いから目をそらしたり、つむったり、他のことで誤摩化したりしていたけど、嘘ついてもその怖れは手を変え品を変え、どうしても露になってしまう。ウソは必ずばれる。何をどうつくろっても変化は止まなかった。

 

止むはずもない。認識できる世界ってそういうもの。

 

身近な人の変化は、驚き、衝撃、戸惑い、切なさ、ボディブロー・・・みたいな時がある。でも、とにかく結局一つずつ受け入れて行く。受け入れていることに、ふと気づく。そうすると、なんと言葉にすればよいかわからないような胸の辺りの感覚と視線が生まれている。それまで知らなかった感覚。

 

凪ぎ、みたいな静けさかな。

 

 

 

 

 

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