相応にやってくるもの

yoru

 

 

先日、友人たちとおしゃべりしていた時に聞いたおはなし。

 

ちょっとした高級ホテルや高級店では、まずお客様の腕時計をチラッと見て、その人を値踏みする!

 

ホントかな??

私の祖母は、「ホテルや旅館に行く時は、靴と外套だけはきちんとした質の良いものを」と言っていたから、

そういうこともあるのかしらん。

 

30代初めの頃フランスで、あるブランドの時計を買おうとして二つの時計を迷ったことがあります。

ひとつはボーイズサイズで小振りのシンプルなもの。

もう一つは女性用のエレガントなもの。こちらの方がちょっとお高い。

するとお店のムッシューが

「今のあなたはこちらの時計がよいでしょう。あちらはもっと大きくなって成熟した女性になった頃、似つかわしいですよ。」

とボーイズサイズを勧めてくれました。

私は見た目がボーイッシュで実年齢よりも子どもっぽかったせいもありますが、

その物の価値に相応な状態になっていないと、持っていてもチグハグでおかしいよ、と教わりました。

 

最近、ずっと以前に目の端っこでちらっとだけ見たものと、再会しました。

嗚呼、あの時のアレはコレだったのね!! と静かに驚きました。

そうだなぁ、あの時の自分は関心もなかったし、あっても理解できなかったし、猫に小判だっただろうなぁと思います。

今、この手元にやって来たことがふさわしい。

これもまた自ずから然り。

ちゃんとそれ相応の絶妙なタイミングで、必要なものはやって来るものなのですねぇ。

 

 

 

 

 

 

 

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