それほんとう?

mamapan

昨日、ちょっと面白かったこと。

夜の帰り道、ふと建物の二階を見るとネオンのような光が、滝のように流れています。

ぱらぱらと点滅しながら滝のように光が流れている。

きれいだなぁと思ってその横を通り過ぎた時、

実はその光の滝は、電光掲示板の流れる文字の点滅だとわかりました。

斜めから見たら綺麗な光の滝だったのに、

正面から見たら凡庸なセリフのキャッチコピー電光掲示板。

私たちが見て確かだと疑いもしないものは、実はこんな風にできているのかもね。

 

「人間は時間を直線として捉える。長いまっすぐな棒に刻み目を付けるみたいにね。こっちが前の未来で、こっちが後ろの過去で、今はこのポイントにいる、みたいに。それはわかる?」

「たぶん」

「でも実際には時間は直線じゃない。どんなかっこうもしていない。それはあらゆる意味においてかたちを持たないものだ。 でも、僕らはかたちのないものを頭に思い浮かべられないから、便宜的にそれを直線として認識する。 そういう観念の置き換えができるのは、今のところ人間だけだ」

「でもわたしたちのほうがまちがっているのかもしれない」

 

1Q84 BOOK3<10月‐12月>  村上春樹著より

静かに在ること

still

あなたの務めはただ在ることであり、あれやこれとして在ることではない。

「私はわたしであるものである」( I AM THAT I AM )という言葉がすべての真理の要諦である。

その方法は、「静かに在ること」に尽きる。

では静寂とは何を意味するのだろうか? それはあなた自身を打ち壊すことを意味する。

なぜならすべての名前と形が苦しみの原因だからだ。「私はこれである」という観念を放棄しなさい。

真我を実現するために必要なのは、静かに在ることだけである。 それ以上簡単なことがあるだろうか?

それゆえ、アートマ・ヴィディヤー(真我の知識)の達成はもっとも容易なことなのである。

唯一、自己の真の本性だけが、調べられ、知られる価値のあるものである。

それを注意の的として射止め、ハートのなかで強烈にそれを調べるべきである。

この自己の本性の知識は、苛立ち苦しむ心の活動から解放された、明晰で平静な意識にのみ明らかにされるだろう。

ハートのなかで絶えず輝きつづける意識こそが無形の真我であり、存在や非存在である何か、などと考えることなく、

ただ静かに在ることによって知られるもの、ただそれだけが完全な実在であると知りなさい。

 

BE AS YOU ARE   The Teaching of Sri Ramana Maharshi  より抜粋

You’re beautiful 〜 ホリスティックBeauty work

holisticbeauty

 

You’re beautiful, it’s true.

 

竹内裕美さんの ホリスティック Beauty work は、清冽な水のような時間でした。

日本では美容や痩身のイメージが強いエステティシャンですが、

竹内さんがお持ちのフランスの国家資格でもあるソシオエステティシャンは、フランスでは医療者に近い存在。

その人の生活様式や体質、嗜好、すべてからその人のからだとこころを見る看護人のような仕事だそうです。

 

竹内さんは普段ガンの治療中の方や回復後の美容ケア、緩和ケアや高齢者への施術まで心身のケアをしていらっしゃるから、

なのでしょうか、今回、レクチャーで使われる言葉が誠実でニュートラルなのが印象的でした。

私のように感情過多の褒め褒め星人ではなく(苦笑)、実に冷静かつ的確。

表現一つずつの根がしっかりしている感じ。

「あの人がきれいになったのであの人と同じ化粧品を下さいと言われて、ホントに腰を抜かしそうになりましたよ〜(笑)」

なんて本音もいっぱいありつつ、大げさに言わず、かといって控えめに言うのでもない。

天秤の真ん中にいながら時々どちらかにご自分の印象という重りをポンと載せて、揺れてみせたりする。

聴いている側は、その言葉と内容に誠意を感じることができました。

素晴らしいな。

 

お肌はひとりひとりが違うように違うから、あの人と私は違って当たり前なのです。

まずは自分のお肌と向き合って対話してみる。

自分の手をそっと優しく頬にあてて、

今日もおつかれさま

と丁寧にお手入れしてあげたら、肌はちゃんと応えてくれる。

 

外見が美しくあることは、とても大切です。

誰かと比べる美しさではなく、自分の内面と同じように外側の「わたし」が見えていることが大切なのです。

その人が一番その人らしくいられることは、この世から肉体が去るその瞬間まで大切なこと。

美しさを作ることは自分らしさを保つための一つのツールです。

まずは自分らしく自分を磨こう。

きれい、って言われたらやっぱり嬉しいものね。

 

You’re beautiful.

You’re beautiful.

You’re beautiful, it’s true.

 

いい時間

kudan nobody

週末はプロトマニアで 竹内 裕美さんの「 ホリスティック Beauty Work 」と

井田 知秋さんの「 サトル・アロマセラピー 第二回目 」を行いました。

秋晴れの週末、内容が濃くてすばらしい時間を過ごすことが出来ました。

このお二人のプログラムの面白さは、また別にブログに書こうと思います。

 

今回、私にとって、とても嬉しい感想をいただきました。

それは、

 

あそこにゆくと無意識のものが意識化されたり心おちついたり、いい時間です。

 

というもの。

 

う~ん、嬉しいなぁ。

まさに私がそうだったらいいなと思っていたことをキャッチしてくれたんだ!

舞台作りの裏方としては、本当に充たされることばでした。

 

どこよりも近いここ

ogranngeriegerie

今この瞬間にいたら、そこは穏やかで安全地帯。

 

絵を描く人は、留学先のフィレンツェで出会ったひとと結ばれた。

ところがある日突然、結ばれたそのひとがこの世からいなくなってしまった。

それまではそのひとの子供を産んで家族を作ることや制作やいろいろな選択肢と共に迷いがあったものの、

その時から彼女には絵を描くことだけしかなくなった。

彼女は自分が戻るべき場所の入口をそうして見付けて行った。

 

子供の時から道草くんで、幼稚園の時には先生から「ちょうちょさん」と言われ、

今だにお散歩大好きな私の中では、今現在という瞬間から遠ざかり過去へ行ったり未来へ行ったり。

もうない過去へ行き、まだない未来へと動き回っては余計な思考や感情に悩みを生み出し、

それを分析して反芻しては煩わされ、あまりに遠くへ行ってしまって迷子になることもしばしばでした。

 

でも今、この瞬間にいることは、

何も問題などなく、どこよりも安全で、そここそが戻る場所への入口。