愛と情熱の人間

thanks rose

このブログの最初の方に、

 

花が存在するのではなく、存在が花する

 

というイスラム哲学の言葉に初めて出会ったと書いて、そこから 井筒俊彦さんの本を読んでみよう、

とのんびり書いていたのですが、

無知な私は知りませんでしたが、この井筒俊彦さんという学者はすごい方でしたね。

私が初めて読んだのは、「イスラーム哲学の現像」という本で、復刊待ちだったので手に入れたのは古本でした。

でもそのすぐ後に岩波新書に復活して、今は本屋さんで簡単に手に入ります。

 

「 意識と本質 」という著書は、このふたつの言葉だけで知りたいこととピッタリだと思って読み始めました。

西洋東洋の哲学や宗教の深く膨大な知識を駆使して、概念を体系化していくのですが、

究極的なことが明確で平易なことばで書かれていて、驚き感動します。 魔法のよう。

こんな私でも読める記述です。

 

それにしても本物の学者とは、なんと根気強く、なんと知を愛するエネルギーの強いことよ。

この宇宙の始まりを探る物理学者たちや、こうして知の体系を創っていく哲学者や芸術家たち。

情熱ですね。

 

それでもごく身近なわたしのフツウの生活の中でも、結局それを求めているのねということに多々出会います。

答えはないのだと知りながらそれに恋い焦がれ求め続けるのが、

人間という存在の、そもそもの在り様なのか。

 

ぷふふ。おもしろい。

 

 

広告