光の身体

「あらゆる物質は、凍結した光である。」と、量子物理学では言われることがあります。

我々の身体も物質ですから、やはり凍結した光という事になりますよね。

 

つまり、我々の身体を周りと分離した確固たる実在とは見ずに、

周りと密接に繋がっている特殊なエネルギーの場として見るということです。

肉眼で見る限りは、とてもその様には見えませんし、

周りと完全に分離した実在としての身体観がかなり頑固に根付いていますから、

少し頭の柔軟体操が必要だと思います。

 

普通、肉眼で見ている身体のイメージは、

周りの空間から完全に分離している固体的なイメージとして見えているはずです。

視覚だけではなく、他のあらゆる感覚が固体的身体イメージを確固たる現実のものにしています。

 

 

そこで次は、ちょっと想像力を使って、生理学というメガネを掛けて身体を見てみましょう。

すると身体はどう見えてくるでしょうか?

皆さんもご存知だと思いますが、身体の約60%は水なのです。

実際に自分自身の身体イメージには繋がりにくいとは思いますが、

生命の始まりであった母親の子宮の中の受精卵だった時は、なんと99%が水でした。

幼少時期は70%、そして成人して60%、老化と共に水分を保持する力が失われて行き、

老年期には約55%位の水分量になってしまいます。

つまり、生理学のメガネで見ると人間の身体は、

固体というよりは液体的イメージとして見えてくる訳です。

 

さて、今度は古典物理学のメガネを掛けて身体を見てみましょう。

物理学では、あらゆる物質は原子というミクロなブロックで出来ていることが分かっています。

一番小さな原子が、原子番号1番の水素原子です。

そしてこの原子の中を覗き込んで見るとどうなっているかというと、ほとんどスカスカの空間なのです。

原子の真ん中に原子核という、太陽系における太陽のような核があり、

その周りを惑星が回っているように原子核の周りを電子が回っています。

詳しく説明すれば違うのですが、ここではざっくりとそんな感じのイメージでとらえて下さい。

太陽系もほとんどが宇宙空間であるように、原子内空間もスカスカで、なんと99,99999%は空間なのです。

 

どうでしょうか?我々の身体がほとんど透明人間みたいに見えてしまうのです。

こうなると、皮膚として見えていた確かな自分という境界が完全に消えてしまいます。

 

このように、五感を離れていろいろな視点から見てみると、身体は全く違うものとして見えてくるのです。

 

更に、量子物理学的に見て行くと、確たる実在のように見えていた原子核や電子でさえ曖昧模糊としたものになり、

空間は光を含めたダイナミックに変化し続けるエネルギーの場として見えて来ます。

 

 

 

皆さんも、どうぞ自分自身の身体を見ながら頭を柔軟にしてみてください。

確固たる固体的身体がどんどん柔らかくなり、流動的になって、さらに周りとの境界が無くなり、

ついには光のダイナミックなエネルギーの場になるまで、

想像力を使って遊んでみて下さい。

 

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